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【HYPOST #004】アナロジー

身近なアナロジー   前回の 【HYPOST #003】 では、資金の拠出(出資)がマニフェストへの「投票」と等価であり、執筆チームが「内閣」として一冊の書籍を編み上げていくという「間接民主制による執筆」の構造をお伝えしました。 ここで提示した「資本主義の出資」と「民主主義の投票」の相似形は、単なる分かりやすい「たとえ話(レトリック)」ではありません。その底流には、人間の認知空間や社会システム一般を支配する「需要と供給」という、動かしようのない基礎構造が存在しています。 全く異なる領域の間に同一の形式や関係性が立ち現れる現象を、私たちは「アナロジー(構造的同型性)」と呼びます。 自然科学の世界においても、この現象は顕著です。たとえば物理学における力学系(バネと質量)と電気回路系(コイルとコンデンサ)は、全く異なる物理現象でありながら、同一の微分方程式によって記述されます。 【力学系】(運動方程式) $$ m \frac{d^2x}{dt^2} + c \frac{dx}{dt} + kx = F(t) $$ 【電気回路系】(RLC直列回路) $$ L \frac{d^2q}{dt^2} + R \frac{dq}{dt} + \frac{1}{C}q = E(t) $$ 構造的意味 力学系(運動) 電気回路系(電磁気) 状態量 変位 \(x\) 電荷 \(q\) 慣性 (変化に抵抗する性質) 質量 \(m\) インダクタンス \(L\) 散逸 (エネルギーを逃がす作用) 減衰 \(c\) 抵抗 \(R\) 復元 (元に戻ろうとする力) バネ定数 \(k\) エラスタンス \(\frac{1}{C}\) 駆動 (外部からの入力) 力 \(F(t)\) 電圧 \(E(t)\) なぜこのような相似...

【HYPOST #003】現在の進捗と今後の予定

現在までの進捗について これまで準備を進めてきましたが、ブログとサイトの土台が整いました。具体的な進捗は以下の通りです。 法的表記の固定ページを作成 ブログ『HYPOST』内に、「特定商取引法に基づく表記」と「利用規約および免責事項」の固定ページを作成し、リンクを設置しました。これは、私たちの活動や知的財産を守り、今後の健全な運営を担保するための大切な準備となります。 「PersonaTrustee Portal」の公開 プロジェクトの母体となる公式サイト「PersonaTrustee」(https://personatrustee.com)を一般公開しました。こちらには、プロジェクトのビジョンや中長期の計画(段階1〜3)を明記しています。 ブログのサイドバーに公式サイトへのリンクもありますので、お時間のある際にご確認ください。 今後の予定について ブログの体裁が整ったので、今後の運営方針についてお伝えします。 まず、優先して取り組むべきことは、クラウドファンディングです。 これまでは準備ばかりでなかなか実際の執筆までたどり着けず、もどかしさやストレスを感じていました。 それだけに、ようやく本格的に始動できることに、今とても心が弾む思いです。 近々、第1回目となるクラウドファンディング用の投稿をします。 ここで少し、今回の取り組みの背景にある考えをお伝えさせてください。 私たちはお金を、単なる等価交換の道具として捉えてはいないでしょうか。 実は、「資本主義のマネー」と 「民主主義の投票権」は 、 自由主義の基本 原理(需要と供給)を通じて、 アナロジーをなしていることをことをご存じでしょうか。 つまり、今回集められる「資金」はマネージメント会社の設立と、そこで行われる共同執筆に充てられますが、それは同時に、特定のマニフェスト(今回は思想の書籍化)を達成するための「投票」として見ることも可能なのです。 後者の文脈では、執筆を行うプロジェクトチームは内閣と等価であるといえます。 執筆の発起人(首相)が必要な各章(各省庁)に 卓越した専門性を持った執筆者 (大臣)を割り振り、 国家を運営するように一冊の本を編み上げていく。——こうしたプロセスを経ることで、 「間接民主制による執筆」というスキームを実現することが可能になります。 この仕組みをHYPOSTの執筆インフ...